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【連載31】寒い日の外出には帽子を小粋に

  • ファッション
  • 2011.01.19 (水)
  • 【連載31】寒い日の外出には帽子を小粋に

六甲山から冷たい風が吹きつけ、日中の最高気温が5度を下回るという日も。外出もおっくうになってしまいます。街行く人たちはしっかり防寒対策をして、いつもより足早のようです。
 
 そんな時でも、目に付くおしゃれといえば帽子です。今はすっぽりかぶるニット帽が人気。「今日は本当に冷えるわ」という日、駅のホームは皆ニット帽にダウンコートやダウンジャケット。「ここはスキー場?」と思えるほどです。そういう私も、ニット帽と襟元にぐるぐる巻いたストールと手袋で出勤。ニット帽はカフェに入った時、丸めてバッグに入れられるのでとっても便利。日常の定番スタイルです。
 
 とにかくかぶらずにはいられないこの寒さ。ついつい、機能性重視になりがちな冬の外出着ですが、メンズテイストなファッションやメンズの帽子を小粋にかぶった女性を街で見掛けました。頑張り過ぎないおしゃれで、帽子が目立ち過ぎることなくその人らしさをさりげなく演出していました。
 

 2011年春の気になるスタイルの一つはダンディーテイストです。男性が女っぽくなる一方、女性が男っぽくなる、一見笑える現象ではありますが、人は見掛けによらないというメッセージでもあり、見た目でなく、そのスタイルの裏側や奥底への想像力をかきたてる、この春のトレンド「ダンディー」には知的センスを感じます。トレンド色である黄色をポイントとして、黒をベーシックカラーにしたコーディネートはいかかでしょうか。
 


 話は脱線しますが、よく「頭を冷やして出直してこい」という厳しい言葉がありますが、「頭(脳みそ?)の温度を変えると心も変わる!」と解釈できないでしょうか。
 

 真偽は不明ですが、「脳の温度を2度変えると気分を変えることができる」と聞いたことがあります。私も試してみました。サウナの後、一気に水風呂へ! 確かに、もやもやした頭の中のストレスを発散できたような…。滝に打たれるという修行も理にかなっているのかもしれません。
 

 荒行は無理という方は、帽子で人為的に体温調整を。帽子は、ファッションだけでなく、機能性という面で、実にドラマチックなワードローブではないでしょうか。冷やした頭でそんなことを想像しました。 (高階 敏子)
当方KOBEDAYS高階敏子による神戸新聞夕刊-KOBE STYLE-おしゃれの流儀-(2011年1月19日)に掲載された記事を転載しています。