【VOL.21】「マニアニエンナ」デザイナー奥嶋 幸子さん

 

 

今回登場して頂くのは、神戸のアパレル会社、株式会社ルシェルブルーから1年前に誕生したブランド「MANIANIENNA」(マニアニエンナ)のデザイナーである奥嶋 幸子さんです!マニアニエンナではこの秋から、ドレスのクチュールラインがスタート。8月末発売号の『25ans』でクチュールラインを初お披露目し、9月7日に北野クラブSolaで開催された「神戸コレクションプリュス」ではドレスの展示もされました。また、9月2日に神戸空港で開催されたファッションショーにも出演するなど、注目のブランドです。

 

 

★「マニアニエンナ」を一言で表現するとどの様なブランド?

女性らしさをモットーに遊び心や余裕のある自由な服です。素材やシルエットにはこだわり抜いています。露出が多く、ボディコンシャスなデザインなので、「ゆるい」ファッションが好きな方には向いていないブランドだと思います。

 

 

―きっかけは「セブンティーン」
★ファッションに興味を持ち始めたのはいつ頃?

私が小6くらいの時に雑誌「セブンティーン」が創刊されました。宮沢りえさんが表紙だったのを覚えています。「ファッション」を意識したのはこの頃からです。


 

 

―インディーズブランドに憧れて
私が20歳くらいの頃に、大阪でトライベンティー、NEEDLES、beauty beastと言ったインディーズブランドの波があり、それに憧れて大阪に出て来ました。昼間は縫製工場で働き学費を稼いで、夜は専門学校に通うという生活を3年間続けました。今から振り返ると、毎日充実していて、しんどかった思い出はないですね。

 

 

★専門学校卒業後、(株)ルシェルブルーに入社されたのですか?

専門学校卒業後は自分のブランドを立ち上げ、小さなお店を持ったり、友人と大阪コレクションに参加したりと、細々と活動していました。ルシェルブルーに入社したのは今から5年前です。最初は、ルシェルブルーのブランドでアルバイトとして、販売をしていました。「販売」という仕事に苦手意識があったのですが、そのブランドの世界観が大好きで、絶対の自信があったので、「とにかく来店して下さったお客様には1点でも買って頂き、クローゼットにこのブランドの服を入れて欲しい」という強い思いを持って取り組んでいたら、自分でも考えられない様な販売記録を出していました。そして、社員になり、店長を経て、ブランドマネージャとしてそのブランドを支えていました。


 

―販売職からマネージャーとなり、
今から1年前に「マニアニエンナ」のデザイナーへ。


販売員からマネージャーになり、そしてマネージャーからデザイナーになったので、私には「プロのデザイナー」としてのキャリアがありませんでした。でも、夜間学生時代に昼間、働かせてもらっていた堺にある縫製工場で、サンプル~本生産の流れだとか、パターン修正の手順、仕様書の書き方、裁断、仕上げ、プレス、検品、もっと細かい事をいうとボタンホールを開けたり、肩パットを裏地で包んだりと、ミセスのプレタポルテの縫製の全てをみっちり本格的に3年間体験しているので、一般の「服好きな女の子」と比べ、少しではありますが、服の見方は違っていたと思います。縫製工場での3年間が今に生きています。

 

 

★デザイナーを始めて、何か変化はありましたか?

はい。会社が「デザイナー」というチャンスを与えてくれた事で、用意された商品を売るという日々から、商品を用意する(作る)日々に変わり、バッと視野が広がりました。
今までの経験をフルに活かし、商品だけでなく「MANIANIENNA」というブランドを創りあげるという事業をやらせてもらっています。その分責任も大きいですが、「MANIANIENNA」をどう育てていくのか試行錯誤すると共に、「プレッシャーに負けない」精神力が養われました。

 

★「デザイナー」のやりがいは?

一言では語れないですが、最近では、先日北野クラブSolaで行われた「神戸コレクションプリュス」で、MANIANIENNAのドレスを展示したのですが、その時に沢山の方にドレスを見て頂けたことや、25ansの撮影で各ジャンルのプロとお仕事させてもらえたことです。また、商品がお店に納品された時にスタッフのテンションが上がったり、お客様にダイレクトに誉めて頂いたり、素敵なプリント素材に出会えたり・・・。あと、我ながら絶賛してしまうくらい良いデザインが描けた時!!(笑)
全て、デザイナーをしているからこそだからこそ感じられる幸せだと思っています。今後もこの幸せを形にして、もっとお客様に誉めて頂ける様にしていきたいです。(笑)

写真上:神戸コレクションプリュスでの展示


 

 

―ヒールのある靴しか履かない

★奥嶋さんのお洒落のこだわりは?

・細くしなやかに見える方が美しいと思うので、体が大きく見える服は着ません。また、柔らかな素材の服を選びます。
・トレンドを意識しないことです。あまり人と同じ格好をしたくない、「マイスタイル」を持った人でありたいと思っています。
ショートパンツはよくはくアイテムです。バランスがとりやすく、脚を出すことによって長く見えると思います。マニアニエンナのラインナップでもショートパンツはロングパンツより品番数が多く、人気のアイテムです。マニアニエンナでトライしてショートパンツにはまる方もたくさんいらっしゃいます。秋冬はタイツやブーツもあるので、トライしやすい季節です!


 

 

 

MANIANIENNA SHOPデータ

■東京都渋谷区神宮前4-12-10表参道ヒルズB1F
TEL:03-5411-2234   
OPEN:11:00~21:00

■大阪市北区北堀江1-17-1cor1F
TEL:06-6110-8186   
OPEN:11:30~20:30

 

MANIANIENNA ONLINE SHOP

■神戸市中央区下山手通2-13-3建創ビル3F
078-391-0134

★★★★★★★★★★★★★★★★HPはコチラ★★★★★★★★★★★★★★★★

 

>>続く
次回も引き続き、「MANIANIENNA」のデザイナー奥嶋 幸子さんのインタビューをお届けします。

 


 

インタビューを終えて

北堀江にある「MANIANIENNA大阪店」で閉店後にインタビューさせて頂きました!!奥嶋さんのユーモア溢れるトークや真剣な話し振りに、すっかり聞き入り、緊張も解け楽しく色んなお話しを聞かせて頂きました~。第2弾では、プライベートの奥嶋さんに迫ります。

取材日:2007年8月20日

様々な分野で活躍する神戸の方にインタビューします! 仕事の事から、人生観、ファションについて等々 「輝く人」の秘密を探ります!
インタビュアー:タカダ サキラ