【VOL.20】 design office A4 菅野 大門・婦木 佑太・福井 守さん No.2

 

プロダクトデザイン・グラフィックデザインを中心に活動しているデザイングループ 「A4」の菅野大門さん・婦木佑太さん・福井 守さんのインタビュー第2弾です!

 

 

★インテリアライフスタイル展に出展されてどうでしたか?

福井)大学の卒業展示以来で、「A4」を事業としてスタートさせてからは初の出展だったのですが、有名なデザイナーさんも僕達の横で展示していて、本当にたくさんの刺激を受けました。それと、やはり規模の大きさに驚きました。

菅野)ブースに来てくれた方に、作品についての説明を何回もしていました(笑)・・・。でも基本的にブースを見に来て下さるのは興味のある方なので、皆さん、「いいね、いいね」と言ってくれて、テンションは上がりました!!完全な自惚れだと思いながらなんですが(笑)。
色々な人の意見を聞いていると、自分達とは違う視点での意見を得ることができるので、「なるほどね!!そんな視点もあるのか!!」と発見になりました。
(右上の写真はインテリアライフスタイル展のA4のブース。)

 

★インテリアライフスタイル展では新作を展示されたそうですが、どういうものを展示されたのですか?

「雨を楽しむ」(憂鬱な中でも楽しさを見つける)をコンセプトに、
◆てるてる坊主の形をしている、雨がやむ傘「てるてる傘」
◆赤ちゃんのおもらしを雨にたとえ、オムツの取替えをお知らせするサインが、虹の柄になった「虹がでるおむつ」。
◆エッジを丸くし、水たまりをかたどった、曇った顔を笑顔に変える鏡「水たまりの鏡」。
憂鬱の中で楽しさを見つけるデザインを考えた3作品を展示しました。

 

 

★この3作品はA4のHPで見る事ができます。ここをクリック!!

 

 

 

★デザインはどの様にして生み出されているのですか?

菅野)今までの経験と新しい新鮮な考えが混ざってひらめく・・という感じでしょうか。場合によってそれぞれですね。

 

 

★デザインは、考えて出るものではない・・ですか?

婦木)出る人にはすぐ出るし、出ない人には一生でない。そういう世界じゃないですかね。
菅野)婦木が前言っていましたが、一般の人の方が、面白いアイデアを持っている。それは僕もそう思うんです。ただそれが、自分の頭の中だけにあって形に出来なかったり、外に出せなかったり。自分の頭の中にあるものを誰かに伝えられるかどうか、がデザイナーの能力の一つだと思います。

 

 

★仕事での今後の目標は何ですか?

福井)インテリアライフスタイル展での出展を終え、今ちょうどそれを考えているところです。自分達で活動をした後というのは、必ず何かしらの刺激を受け、その度に今後の方向性や目標というのを考えたり、見つめなおしたりするのですが、今がまさにその時ですね。
ただ、「世にいいモノを出していきたい」というのは、常に思っています。それは、「商品」にだけ限った事ではなく、何かを訴えかけるものだったり、社会的に意味のある事だったり・・・色んな形があると思います。

 

 

★婦木さんは仕事に関する「理想」はありますか?

僕は「仕事」をしないで生活することが理想ですね。自給自足の生活をしたいです。人間らしくいたい。ずっと「仕事」と対面している状態ではなく、自分の中から「仕事」を出したいです。ずっと先の話しですよ!!お爺ちゃんになった時にはそんな生活をしていたいなと。
もともと田舎の生まれなので、余計にそう思うのかもしれないです。
東京とか疲れます・・・(笑)もちろん、今回のインテリアライフスタイル展の様に、仕事で行くのは別ですよ。「A4」として行くぶんには、モチベーションも全然違いますし!

 

 

★菅野さんはどうですか?

デザインについて言う以前に、皆と一緒になって、楽しみながらやっていくというのが目標です。福井や婦木と話しあって、「こうじゃない?よっしゃ!これでいこう!」と1つの答えを出して、「これを世の中に出したら、どういう反応がくるんだろう」と考えたり、そういうところが最高に楽しいですね!!


 

 

 

★最近興味のある事、はまっていることはありますか?

婦木)そういう質問は得意です!!(笑)
僕は旅行が大好きです。旅行の時は全く、デザインを意識しないで楽しみます。色々な自然の美を見ておきたいという気持ちがすごくあるんです。

 

 

★最近、行ったところでオススメの場所は?

最近いいな!と思った場所は、この事務所の周辺です。「多聞台」って言うんですけど(笑)散歩していて、みつけたのですが、近くでも意外と知らないところがあって・・・気にいってます。。
(左写真:婦木さん)

 

 

★3人で出掛けたりする事はありますか?

菅野)仕事の帰りに「すき屋」に行くのが定番です。漫才師のコンビがプライベートでは付き合わないとよく言っていますが、そんな感じですね。

福井)仲悪いグループみたいですが・・(笑)仕事だけでなく、プライベートな話しもしますよ!

 

 

 

★こういう男性がかっこいいな~と憧れる男性像は?

福井)この人が目標!と思う事はあまりないですね。この人のこの考え方はすごいけど、この部分は違うな、と言った様に、ピンポイントで思う事はありますが、その人に憧れるということはあまりないですね。

婦木)新宿を歩いていて、たくさんホームレスの人がいて・・。そこを歩いている時に、「すごいな」と思いましたね。なりたいと思うわけではないのですが(笑)
何もないのに生活できる精神的な強さや、生命力がすごい、あのパワーにはある意味「かっこいよさ」を感じました。

菅野)僕は、怒れる人に憧れます。「お前、ここ違うだろ!」とかって注意できる人がカッコイイと思います。僕は人に対して、ガツン!と言える性格ではないので。それに、怒り方って難しいですよね。だから、怒れる人には男気を感じますね。怒れる人っていうのはしっかりとした、信念の様なものがあるんだと思います。

婦木)深く考えているからこそ、怒れるんやろな。

菅野)怒り方も大事で、まず絶対に「かんだら」いけない(笑)
それが大前提で、怒った最後には、相手のモチベーションを上げることが大事ですよね。そういうことが出来る人に憧れます。

婦木)A4にもそういう存在の人が必要だと思っています。怒ってくれる人の力をかりて、向上できれば、と思います。技術だけでなく、心身ともに・・。そこが僕達の今の課題かなと。

菅野)デザインって色々な考え方があって、1つの考え方だけじゃないから、批判する事が難しいんですよね。「そういう考え方もあるな~」って許容範囲が広くなりすぎると、怒れない。人を「怒れる」っていうのは、自分の中に絶対的なこだわりを持っていないと難しい。デザインの世界で無茶苦茶怒れる人って言うのは、かなりの「エゴ」を持っている人だとも思いますが・・(笑)

 

 

 

★どういう女性が魅力的だと思いますか?

菅野)話が逆転するのですが、怒らない人(笑)が好きです。機嫌が悪くなられたりすると嫌ですね。感情の起伏が激しくなく、安定している女性がいいです。

福井)う~ん。ギャップのある人に惹かれます。


菅野)付き合っていくとギャップがギャップじゃなくなるよ・・。
福井)最初よ、最初。最初はそのギャップが魅力で惹き込まれていくやん。
菅野)福井は男性も女性も同じ扱いなんですよ。誰に対しても同じだから女の人にとったら
   特別感がないんですよね。
福井)誰に対しても、自分らしさを出してるだけ!
菅野)自分もギャップを出していかないと!(笑)
福井)うん・・・。もう次の質問いきましょ!!

 

★今年の夏、プライベートの面で目標はありますか?

菅野)日焼けします!オフィス兼自宅なので、あまり外に出ることがないので・・・。
福井)健康的な体を作る!最近トレーニングしようと・・。走っています!
婦木)毎日、1つ種を植える!地球温暖化対策です。地球にはお世話になっているので・・・。

 

 

>>デザイングループ 「A4」の菅野大門さん・婦木佑太さん・福井 守さんの
   インタビューはこれで終わりです。

 

 

インタビューを終えて
福井さんは営業・広報と言った外に対しての活動。婦木さんは全体の方向性や、ビジュアルを決める。菅野さんは作品のコンセプト、芯となる部分を作る。大まかな企画は3人で立てる。という役割なんだそうです。クールな?婦木さん(実は地球に優しい男性です)、二人によく突っ込まれていた福井さん(一生懸命考えて質問に答えて下さいました)、まとめ役的な菅野さん(ユーモアに溢れています)そんな印象を受けました!これからますますA4に皆様の作品に注目です!
取材日:2007年6月11日
様々な分野で活躍する神戸の方にインタビューします! 仕事の事から、人生観、ファションについて等々 「輝く人」の秘密を探ります!
インタビュアー:タカダ サキラ