【VOL.33】モデル 浦浜アリサさん No.2

 

 

モデルの仕事を中心に、CMやTVのタレントとしても活躍中の浦浜アリサさんのインタビュー。後半は、神戸のイメージやモデルとして気を付けていることなど、ファッションのことを中心に聞きました。モデルをめざしている方には必見のアドバイスもあるので、ぜひ参考になさってくださいね。

 

 

★兵庫県ご出身でしたよね?
兵庫の川西市に住んでいました。川西市は神戸よりも梅田の方が近かったので、買い物なども、どちらかといえば大阪の方が多く、同じ兵庫県でも、神戸生まれの方とは感覚がちょっと違うかもしれません。

 

 

★「神戸らしさ」や「神戸のイメージ」は?
懐かしさを覚えるような歴史や伝統を湛えた趣と、洗練された現代感みたいなものが混在した神戸の街並みが、私にとっての「神戸イメージ」です。

 

 

★神戸でお気に入りのお店や場所などはありますか?
川西市に住んでいると、アクセスの関係で神戸の三宮あたりだと“少し遠出”という立地に感じます。だから正直なところ、お店とかもそれほど詳しくはないんです。ただ、今回の神戸コレクションプリュスの舞台となった北野クラブsolaのように、神戸では海が広がる景色をバックに撮影したり、海の見える空間でお仕事をしたりすることがよくあります。そういう海が見える神戸のスポットが好きですね。


 

 

 


★東京に移転されて、神戸のイメージは変わりましたか?
時が経つにつれ、震災の後の復興にはめざましいものを感じます。東京に住むようになったからか、訪れるたびに新しい建物が建っているように思えるぐらい。そんな神戸の姿を見ていると喜びも大きくなります。

 

 

★東京の方が抱いている神戸のイメージと実際の神戸との違いを感じる点はありますか?
たぶんイメージ通りの街です。といっても、私自身が神戸に住んでいたわけではないので、外側から見た神戸になるからかもしれません。

 

 

★「神戸のここか好き!」という点はありますか?
新しいものを取り入れながらも、伝統は忘れないところ。そういうところは、ずっと変わらないでいてほしいですね。

 

 

★逆に「もっと神戸がこうだったらいいのに」と思われる点はありますか?
今のままで十分誇りです。

 

★ステージから見える観客のファッションに、東京と神戸で違いはありますか?
東京の「先取り感」も素敵だけど、神戸の「自分らしく流行を取り入れる」スタイルがオシャレでいいと思います。自分なりのスタイルを確立しているからこそ、流行を自分の中でうまく消化できるのでしょうね。見られることを意識しながら、人の目よりあくまでも自分らしさも大事に、という感覚を神戸のファッションに感じます。

 

 

★神戸コレクションを重ねていく中で、観客のファッションに変化を感じますか?
神戸コレクション神戸公演、東京公演ともに10回以上参加ささせていただいていて、ステージから観客の方も意外と見えるんですが、いい意味で、芯にあるものは変わっていないように感じます。流行に乗りながらも絶対に自分のパーソナリティを忘れないところがすごい。私も参考にしています。


 

 

★モデルをしていなかったら、なりたかった職業は?
モデル以外の仕事は考えられないのですが、興味があるとすればキャビンアテンダントです。叔母がグランドホステスの仕事をしているのですが、小さい頃に彼女の仕事を間近で見たり、話を聞いたりしていいて、楽しそうだなと思いました。グランドホステスも素敵なのですが、どうせするなら、やはり飛行機に乗っていろいろな国へ行けるキャビンアテンダントになってみたいと。もし、モデルの仕事をしていなかったら、叔母の影響を受けてめざしていたかもしれませんね。

 

 

★モデル以外で、挑戦してみたい仕事は?
やってみたいことはたくさんあります。女優もそうだし、テレビの仕事ももっとしていきたいです。依頼があれば、なんでも挑戦していきたいという気持ちでいます。ただ、今も将来的にも、モデルという仕事を土台としていきたいと考えています。いつまでもかっこいい写真を残していきたいですね。

 

 

★今後の目標は?
モデルの仕事は、必ずしも息の長い仕事ではありません。残念ながら年配になるほど残っていくのは圧倒的に難しい。だからこそ、今を大切にしたい。将来が約束されていない世界だからこそ、サバイバルな精神を保てているのかもしれません。そんな理想と現実というのはあるのかもしれないけれど、私を撮りたいと思ってくれる方がいる間は、いつまでもモデルでい続けたいと思います。


 

 

 

★これからモデルになりたい人へのアドバイスは?
モデルを目指す人がスタイルを磨くことは当然なので、みんなやっていると思います。でも、それだけではだめで、自分のチャームポイントがどこで、コンプレックスがどこ、という点を自分でちゃんと把握しておくことが大切です。そこがわかっていれば、コンプレックスをどう隠せばいいのか、逆に生かせないのかなど対策をしていけますから。スタイルだけでなく、性格など内面についても自分を一つひとつよく知っていることも大事。それがモデルになるための一歩となり、モデルを続けていくうえで自分を助けてくれるものになると思います。

 

 

★ご自身で自分を研究して、工夫されているところはありますか。
たとえば、私はウエストが特別にくびれているわけではないので、ポージングで細くみえるように気をつかっています。また、顔の角度を変えると大人っぽく見えたり、女の子っぽく見えたり、という研究もしています。自分の顔がどの角度でどんな風に雰囲気が変わるのかを知っていれば、掲載される媒体や服のイメージにあった自分を演出できます。 (C)神戸コレクション制作委員会

 

 

★スタイルなどの美しさのほかに、モデルとして大切なものはありますか。
内面を磨くことです。佇まいが素敵な人っていますよね。それは外見だけでなく、内面からにじみでるものがそう見せているのだと思います。それがモデルにとっては“個性”になってくのではないでしょうか。内面を自分らしく磨いていくことで、ほかのモデルに代用されることのない、自分らしいモデルへと成長できるのだと思います。

 

 

<浦浜アリサさんプロフィール>
兵庫県生まれ。『神戸コレクション2005A / W 』に登場し注目を集め、その後、ファッション雑誌J Jからモデル活動が本格化。25ans、JJ、BAILAのレギュラーモデル、その他ファッション誌、MTVのVJとしても活動中。また、TBS「アカデミーナイト」(毎週木曜深夜放送)では10月のマンスリーゲストとして登場。
 

 

 

★浦浜アリサさん オフィシャルサイト
http://www.urahamaalisa.com/


★浦浜アリサさん オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/alisa-u/

 

 

浦浜アリサさんのインタビューはこれで終わりです。

 


 

 

取材を終えて
モデルやタレントという華やかな世界にい続けるには、どれだけ努力をしなければならないのか、というシビアな面も垣間見たようなお話でした。若干二十歳という若さで、ステージを堂々と歩く姿の裏側には、自分としっかり向き合ってきた時間が刻まれているのでしょうね。外見だけでなく、さらに内面磨きをしようとしている浦浜アリサさんの今後の活躍に、まだまだ目が離せません。

 

取材日:2010年9月17日
芦屋市在住。ライターだからこそ出会えた人々、聞かせていただけた本音や心温まるエピソード…。心動かされる出会いに感謝して。

インタビュアー:小野寺 裕子