ファッションリメイクコンテスト

関連イベント「リメイクのある暮らし~簡単リメイクファッション~」トークショー☆

-こちらのイベントは終了しました-開催レポートをご覧ください

 
「お しゃれリーダー」と「リメイクの専門家」がリメイクファッションの楽しみ方を、具体 的に教えてくれます。「自分では洋裁ができないから・・・」、とあきらめていた人でも楽しめるリメイクファッションのコツやポイント、コーディネイト術ま で普段聞けないお洒落トーク  
【日程】2012年9月9日(日)
第一部:14:00~14:30 「リメイクのある暮らし~簡単リメイクファッション~」トークショー第二部:14:30~15:00 各大賞発表
【会場】大丸神戸店一階 リメイク大賞作品の前 【参加費】  無料
【トークゲスト】 フォルムアイ井上雅子・神戸コレクションエグゼクティブプロデューサー高田恵太郎  
【全体司会進行】 大久保かれん【主催】神戸ファッションウィーク実行委員会 【共催】大丸神戸店 【協力】㈱フォルムアイ  
【開催レポート】 以下ご覧ください。  

   

   

大久保:トークショーを繰り広げていきたいと思いますが、ゲストをお呼びしたいと思います。㈱フォルムアイ井上雅子さんと神戸コレクションのエグゼクティブプロデューサー、高田恵太郎さんです。どうぞよろしくお願いいたします。高田さんは、昨日神戸コレクションが終わったところですけれども、今年はどうでしたか? 

高田:ええ。えっと、12,000人強の方に来ていただいて、非常に、まあ最新のファッションなんですけどもね、リメイクとまた違うんですが、それはそれで非常に盛り上がって、楽しかったです。

大久保:それはよかったです。神戸コレクション、行かれたことある方おられますか?わー、早速手を上げていただいてありがとうございます。そして、お隣に座っていらっしゃるのが、井上さん。㈱フォルムアイさんとはどういう会社ですか?

井上:北海道から九州まで百貨店中心なんですけど、リフォームショップを全国に展開させていただいている会社でして、ここ大丸神戸さんの中にもショップを出させていただいております。

   
   

大久保:はい。ということで、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんけれども、リフォームの会社、でございます。では、このお二人にリメイクについていろいろとお話を伺っていきたいと思いますが、まず、高田さんから、リメイクファッションについてどのようなお考えをお持ちでいらっしゃいますか?

高田:昨日ちょうど、神戸コレクションがあって、コレクションの方では、20~30代の若い女性を対象にたくさんの方が来られたんですけど、そちらは最新ファッションで、デザインとか、色とか、素材とか、とりあえず新しいものなんです。世界のファッションシーンを見ると、例えば、パリとかロンドンとかヨーロッパを中心にリメイクと言うか、今、アップサイクル(UPCYCLE)と言われているですけれども、リサイクル(RECYCLE)というのは、同じものをもう1回生かすということですが、アップサイクルはさらに付加価値をつけて進化させる、というもので、パリの有名なブランド、クリスチャン・ディオールの来年の作品にも、軍服を一部使用したものがあって、そういう新しいトレンドが出てきています。ヨーロッパのファッション先進国、パリ、ロンドンでは、リメイク、着なくなった服を再度生き返らせるようなことが流れとして出てきているんです。だから、たぶん日本でもそういうことが起こってくるんじゃないかというふうに思います。

   

大久保:それは最近の動きなんですね。

高田:最近ですね。まあ、エコロジーとか環境を大切にしようという流れの一環で、アップサイクルというのが出てきていますね。ファッション業界でもそういうことが起こってくるんじゃないかと。

大久保:うーん、なるほど~。みんなのエコロジーに対する意識が世界的に、広まってきているというのが、ファッションにもあらわれてきているわけですね。はい、では井上さんはどのように思われますか? リメイクファッションについては。

井上:私はリメイクファッションというのは二つタイプがあると思っているんですけれども、一つは今、高田さんがお話さ れたような、著名なデザイナーによって展開されるようなファッション。もう一つは、私どもの会社の方でもたくさんお話ちょうだいするんですけれども、ほん とに一人一人のお客様のために、お客様の思い出であったり、気持ちであったり、それをリメイクするというかたち、それがもうひとつのリメイクファッションです。

   

大久保:世界でたった一つ、自分だけの洋服が作れるわけですね。まあ今日は素晴らしいリリメイクのファッションが、今皆さんにもご覧いただけるという状態なんですが、私なんかは手先がものすごく不器用でミシンも掛けられないタイプなんですけれども、そういう裁縫ができない人とか、センスのない人はどうしたらいいんでしょうか?

井上:あの、私どものような会社、リフォームショップにお持ちいただけましたら、お客様の希望をうかがいながら私たちプロによって新しく生まれ変わらせることが出来ると思います。

大久保:もうほんとにプロが作った仕上がりになるということですよね。

井上:そうですね

大久保:で、今、もっと私たちが手軽にハサミひとつで楽しめるリメイクがあるんですよね、高田さん?

   
   

高田:ロサンゼルスのアーティストで・・・着れなくなってボロボロになったT シャツをハサミひとつで、カットして、ほどいたり結んだりして新しいファッションにしちゃうという、そういうクリエーターも出てきているんですよ。非常に素敵 なね、ボロボロのTシャツが最新のTシャツに生まれ変わるという技を出している。日本の中でも、そういうクリエーターの人が出てきてますよ。

大久保:へえ~、そうなんですか。Tシャツをこう、ハサミで切って、ここでひとつ編んだりする・・・

高田:そうそう。編んだり、ほどいて、結んだり、色をつけたり。

大久保:へーえ、おもしろい。もうどんな風にでも、自分の好きなようにデザインできますよね。で、今日はですね、プロの方にも頼める、ということで、井上さんのところで作られたという、実際のリメイクのお洋服を持ってきていただいてるんですよね?じゃあ、見させていただきます。じゃ、降りていただいて。今この3つ並んでいるのがすべてフォルムアイさんでリメイクされたものですね。

井上:はい、ご説明させていただきます。こちらが、メンズのシャツなんですけれども、シャツとニットを組み合わせて、レディース用に新しいファッションと言う形でリメイクさせていただいた商品になります。色目も考えて組み合せし、ほんとにオンリーワンの一着に仕上がった、気楽にお召しいただけるようなアイテムに生まれ変わりました。

大久保:すごい、すごい。こういうの売ってないですもんね。そして、あちらはコートですね?

井上:こ ちらはもともとは、もっと長いロングコートだったんですけれども、あの、実は今これ、3/4丈の長さになっているんですけれども、3/4丈としても楽しん でいただけますし、こちらに実はファスナーがついていまして、ファスナーを全部取ると、ショートジャケットというかたちで2-WAYでお楽しみいただける ようなコートにリメイクしております。

大久保:すごい機能的なんですね。そういうデザインもできるわけですね。これ、みなさん、お客さんのご要望というか…?

   
井上:そうですね。お客様のご要望から、こちらのスタッフのご提案もお受けいただきつつ、させていただいた商品になります。

大久保:はい、ありがとうございました。どうぞ、今度はですね、あの、今日のトー クショーに合わせてまたリメイクしていただいたものがあるので、そちらをご紹介したいんですが。

今、パネルを持っていただいている、この2つが元になって いるお洋服ですね。普通に白のシャツとピンクのシャツになるんですが、この2つを使ってリメイクしたものが、こちらでございます。水玉模様になりました。 ちょっとご説明いただけますか? どういう感じで・・・。

井上:はい。今、こちらのシャツなんですけれど、もともとこちらのお客様がこの白のシャツ、昔よくお召しになら れてい て、こちら(ピンクのシャツ)もよくお召しになられていて、どうしても白いシャツですので黄ばんできたりとか、破れたりする場所が出てくるんですけれど、 どうしても捨てられなかった2枚ということでご相談を頂戴しました。

この白のシャツのほうをベースに、こちら(ピンク)のシャツを増やしているんです けれど、今回お袖を、白の方を取りまして、(ピンクに)替えさせていただきました。で、ちょっと後ろ向いていただけますか?後ろのこのヨークのところに も、この(ピンクの)シャツを入れさせていただいてます。衿の方もこちら(ピンク)のシャツをデザインを変えて、新しい方(白)に着けさせていただいてま す。

   

それと、余すところ無く、使われたいということで、こちら(ピンク)のシャツを切り取ったものを、こうデザインのようなシャツとして、丸く切り取らせてい ただいて、パッチワークのようにはりつけさせていただいております。そ れだけだとちょっと、あの、もう少しアレンジ、ということで、白のシャツの余っ た部分を同じように丸く切り取って、違うステッチを、もとのこのシャツとは違うステッチをかけたものを、いくつか中に入れてデザインシャツのように仕上げ させていただいたのが今回のリメイクと言うかたちになります。

   
   

大久保:芸が細かいですねぇ。そういうことをしてたんですね、実は。よく見ていただくと、おもしろい。またよかったら、皆さん、真近でご覧になってください。ありがとうございます。こうやるとすごくわかりやすいですね。BEFORE/AFTERという感じで。

   

さあ、もうひとつ作っていただいたものがあるんですが、モデルさん、お願いします。というか、今回のファッションリメイクコンテストのスタッフのお一人、 高階さんなんですが、彼女のお父さんのジャケットです。お父さんです。似てますでしょう(笑)。お父さんの ジャケットですね。

井上:はい。こちらの商品はお父様がお召しになられたジャケットなんですけれども、それをどうしても娘さんがお 召しになられたいということで、考えさせていただきました。まず、あの、こちらの前についているお花なんですけれども、お母様の方がガーデニングが非常に お好きだったということで、お花のモチーフを入れたかったというお気持をくみとらせていただいて、このジャケットにお花をちりばめた物に 仕上げさせていただきました。

で、メンズからレディースですので、本来なら、打ち合わせとかも違うんですけれども、ちょっとメンズ ライクにお召しになられたいということで、衿もこのように立ててお召しいただくということで、この衿元であったりとか、ポケットであったりとか、すべて新 しい生地を追加させていただいて、もう全部、肩幅から身幅から衿から、すべてリメイクさせていただいたのがこちらの商品になります。このお花の柄に関して は、ご本人さまがこのようにしたいというご要望を最大限にくみとらせていただいてかえさせていただいたのがこちらのジャケットになります。

   

大久保:はい、これも手の込んだ作品ですが、どれくらいで、日数的にはどれくらいでできるものなんでしょうか?

井上:日数的には3日間ほどかかっております。

大久保:あー、 ジャケットのサイズもまるごとかえてらっしゃるわけですもんね。はい。これはほんとになかなか売ってない、オートクチュール的な作品だと思います。あの、気になるのが、プロの方に頼む場合、お値段なんですけど、お値段はやっぱり、ピンからキリですよね? そのへんは、相談できるんで すか?

   
   

井上:そうです。簡単なリメイクだったら…、今ご紹介させていただいた2点は、非常に複雑な、内容の濃いリメイクなので、やはりオーダー以上の金額になるかとは思いますが…。

大久保:そうですよね、ちょっとオートクチュールを買うくらいの感覚の金額になりますよね? ただ、もっと気軽なリメイクもお願いしていいんですか?

井上:大 丈夫です。もっと気軽なリメイク、デニムの丈を短くして、ちょっとデザインを変えて、というような簡単リメイクから、もう何か、ちょっとレースをつけてほ しいだとか、ボタンを変えていただきたいとか、衿をかえたりだとかだったり、いろいろなリメイクに対応させていただいてますので。

大久保:ちょ うどね、これから衣替えの季節で、みなさん洋服を整理されるかと思うんですけれども、これ捨てようかな~という前に、何かこう、新しくコーディネート、い ろいろリメイクできるんじゃないかな、と考えてみて下さい。で、あ、これ、おもしろそうだな、と思ったら、こちら(フォルムアイ)にお持ちいただければ、 と。

井上:はい。

大久保:ここ大丸神戸店にも4階にもありますので、皆さんまたご利用ください。では、最後に、今後期待されることを一人ずつ、リメイクについて期待されることを。まず、高田さんからどうぞ。

   
   

高田:あ の、あまり自分でミシンはさわれないですけどすごいリメイクしてるんです。例えば、このシャツに着なくなったセーターを切ってポケットにするとか、それ だけでも全然違うし、ジーパンなんかもね、さんざん着たジーパンのポケットをはがすとね、そこだけ色が違う、それがデザインとして面白いのでポケット位置ずらしたりし てやっているんですけど、簡単なものはできるんだけど思っても自分でできないもの。そういう、アイデアは出せるけれど縫えないっ ていう我々のために、「リメイク職人」みたいな、従来の修理屋さんじゃなしに、もうちょっと、さっきのアップサイクルじゃないけど、修理してもらうことに よって、新しい付加価値を作ってもらえるような、アドバイスもしてれるファッションのソムリエみたいなのが出てきたらいいなあ、と思うんです。

   

久保:そうですね。お気に入りのデザイナーさんがいるみたいに、お気に入りのソムリエさん、この人に相談すれば間違いない、信頼できるっていう、そういう存在がこれからもっと出てくるといいですね~。井上さんはどうでしょうか、期待されること。

井上:お洋服にはそれぞれ、皆さん、いろんな思い出があったり愛着があったり、もう着れないんだけも、もったい なくてタンスの中にしまっていたり、そういうお洋服をもう一度、デザインを変えるものもあるでしょうけど、サイズが大丈夫なものもあると思いますので、も う一度、やっぱり着ていただけるようにさせていただけるお手伝いを、今後も会社としてやっていきたいと思います。

先ほども申し上げましたように、お客さまお一人お一人がデザイナーですので、その思いは皆さん、感性も違いますし、思いも違いますので、その思い通りに、私たちプロがお手伝いさせていただけるような、機会をどんどん今後も作らせていただければ、と思います。

大久保:できないことはプロにまかせて、できることは自分で、何かほんとに楽しみながら、リメイクをしていただきたいですね。わかりました。ありがとうございました。

今日はどうもありがとうございました。と言うことで、リメイクについてのトークショーをお届けいたしました。もう一度ご紹介します。高田恵太郎さん、そして井上雅子さんでした。ありがとうございました。

   
(おわり)      
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